モノトーンコーデの極意を、メンズの着こなし18選で学ぶ
プレス えのさん
こんにちは！
MinoriTYのプレス担当の低身長メンズ、えのさんです！
モノトーンのコーデを着こなせるメンズってかっこいいですよね。
白、黒、グレーでまとめたモノトーンのコーデはお洒落で雰囲気も出るし、憧れる。
でも色を使わないからこそ、地味になってしまわないかなとか、どこか着こなすのに難しい印象はございませんでしょうか？
今回は「モノトーンコーデ」を深掘りしていきます。
「モノトーンのコーデかっこいいけど、どうやったらかっこよく着こなせる？」
「モノトーンコーデの着こなしのバリエーションをもっと増やしたいけど、いつも同じような感じになってしまう」
と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みを解決できるコンテンツを発信します！
この記事を見てそのまま真似すれば、もう白黒のモノトーンコーデで悩むことはなくなります！！
それではご覧ください！
目次
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この記事のポイント
1.モノトーンコーデの魅力とダサくなる原因
まず、モノトーンコーデのはどうかっこいいのか？その魅力について、整理しましょう。 白黒、グレーなどの無彩色のみを使用したコーディネートのことを、「モノトーンコーデ」と呼びます。 韓国ファッションや、モードファッションなどでよく見られ、白黒、グレーのみで色をまとめることにより次の３つのような魅力で、カッコよさを演出できるというメリットがあります。
- 大人っぽく見える
- 清潔感が出る
- なんとなくお洒落に見える
いかがでしょうか。色をモノトーンにするだけで、グッと着こなしに雰囲気が出てとても魅力的なモノトーンコーデ。
ではなぜダサくなってしまうのでしょうか？
その原因は２つあります。
その1つは「素材感」にあります。
色を少なくすることにより素材感が強調されるので、よれよれになったTシャツや、シワだらけのシャツを着てしまうとだらしなさや不潔感が出てしまい、上記のような魅力が出せず、ダサく見えてしまうのです。
なので、極力、素材感はハリのある素材やスーツライクなきれいめ素材をシワの無い状態で着ることを意識しましょう。
もう1つは「メリハリ」です。 色数が少ない分、メリハリがなく見えてしまうのが、モノトーンコーデ。 素材感やシルエット、色の分量でメリハリをつけることが重要です。
また、色の分量によって、実はスタイリングの際のコツが少し異なります。 では分量ごとにどうコーデをすればいいのか？ 次のコーナーで、実例のコーデを交えながらポイントを解説します。
2.白黒だけのモノトーンコーデ
モノトーンのコーデで意識するべきことは「メリハリ」だと前項でお伝えしました。 この章では、白黒のみを使用し、その分量ごとにどうモノトーンコーデを攻略すればいいのかをご紹介いたします。
黒：白＝100％：0％（オールブラック）
全身を黒（ブラック）のみで纏めた、実は難易度高めなオールブラックコーデ。
全身を同じ色で統一しているからこそ、同じような素材感や、同じような雰囲気のアイテムで合わせることで、単調に見えてしまって地味で面白みのないコーデになってしまいます。
そこで、ポイントはカジュアル：キレイめのバランスを１：１にすること。
例えば、トップスがTシャツでカジュアルであればパンツはスラックスできれいめにするなど。
そうすることで、簡単に大人っぽく、お洒落な雰囲気が演出できます。
難易度は高いですが、着こなすことが出来れば上級者の雰囲気を演出できるので、是非トライしてみてください。
黒：白＝90％：10％（タンクトップでレイヤード）
全身を黒ではなく、ワンポイントで白を入れることで、着こなしにメリハリが生まれて、地味に見えるのを回避してくれます。 全身黒は難しいという人は、どこかに少しだけ（10％）白を使うということを意識してみてください。 このモノトーンのコーデは、白のタンクトップで黒のトップスとパンツの間を区切ることにより、メリハリを生むことに成功しています。 このワンポイントがあるないでは、白黒のみのモノトーンコーデで大きな差をつけることが出来るので、是非取り入れてみてください。
黒：白＝70％：30％（ベスト黒、インナー白、パンツ黒）
白黒の「白」の分量が多くなって参りました。 白黒は7：3（3：7）か5：5がメリハリが生みやすく、一番無難でバランスがとりやすい黄金比と言っても過言ではありません。 黒が多めだとクールな着こなしになるのでベストなど今季トレンドのきれいめアイテムを使って、モードなモノトーンのコーデがおすすめです。
黒：白＝50％：50％（トップス白、パンツ黒）
白黒が50％：50％（1：1）のコーデの場合は色でコントラストが強くついているので、色自体がメリハリを生んでくれています。 「モノトーンコーデが地味に見えてしまう」、「ダサいと思われないかな？」という人は、まずこのバランスを意識しましょう。 今季はさらにトップスをビッグシルエット、パンツを細身シルエットでまとめたYラインシルエットにすることで、よりこだわりのあるお洒落な印象になって、オススメです。
黒：白＝30％：70％（シャツ白、インナー黒、パンツ白）
一番無難と紹介した白黒の7：3のメリハリのあるバランス。 白の分量が7で少し多めなので、比較的きれいめな印象になります。 そこで、少しカジュアルなカットソーなど取り入れることで、バランス良くコーデが出来ます。
黒：白＝10％：90％（トップス白、パンツ白、靴＆ベルト黒）
黒：白＝90％：10％の逆です。ほぼ白いアイテムでまとめながらも黒をワンポイントで取り入れることが、メリハリを生むコツです。 今回は、ベルトや靴などの小物で黒いアイテムをワンポイントにしてみました。 白の分量が多いとどうしても難しいように思いがちですが、トレンド感のある雰囲気を出すことが出来ますので、「小物でワンポイントの黒を取り入れる」ことを意識して攻略してみてください！
黒：白＝0％：100％（オールホワイト）
出ました!オールホワイト。 穢れのない、潔い全身白です。 難易度はモノトーンコーデで最高で、完全に上級者向けのお洒落さん向けになります。 この場合は、アイテムのデザインや重ね着などのギミックで勝負すると、メリハリが生まれてお洒落に着こなすことが出来ます。 完全にきれいめな印象になってしまうので、スニーカーなどでうまくストリート感のある要素を取り入れるのが着こなしのコツですね。
3.白×黒×グレーのモノトーンコーデ
これまでは、白と黒のみを使用したモノトーンコーデをご紹介してきました。 しかしモノトーン（無彩色）は白と黒だけではありません。より大人っぽく、コーデに深みを与えてくれるのが「グレー」。 ここからは白×黒×グレーの3色を使った、モノトーンのコーディネートをご紹介いたします。
1.グレーで全身をトーンアップする大人カジュアルコーデ
黒のTシャツのカジュアルさに対して、パンツはスラックスできれいめ要素をプラス。 パンツの色もグレーを合わせることによって、トップスの黒の重たい印象も、全体を明るく（トーンアップして）見せてくれるので上品な印象に◎ 白はタンクトップでワンポイント使いすることにより、程よいアクセントとして活躍してくれます。大人のカジュアルコーデです。
2.グレーのコントラストを活かしたきれいめモードコーデ
グレーと言っても、色の濃さで印象はかなり変わります。 こちらはチャコールグレーで少し暗めのグレーを使用したコーデ。 黒よりもシックではなく、明るいグレーのように爽やか過ぎない、絶妙な大人顔を演出できるきれいめカラー。 パンツとボーダーのチャコールグレーでモノトーンのコントラストを作った、きれいめモードコーデです。
3.明るめグレーで知的に着こなすセットアップスタイル
グレーは大人っぽさだけではなく、知的な印象を与えてくれるカラー。 大胆にセットアップでグレーを取り入れることで、その印象を最大化させることが出来ます。 グレーが明るめである分、インナーと小物には黒を取り入れることで、程よく引き締めて、白の重ね着したタンクトップでメリハリをつけることが着こなしのポイントです。
季節別のモノトーンコーデ
それではこれまでの白×黒×グレーのモノトーンの着こなしポイントを踏まえた上で、春夏秋冬の季節別のモノトーンコーデをご紹介します♪ これで年中、白黒の組み合わせで迷うことなし！！
春のモノトーンコーデ
コットン100％の適度な通気性がこの季節に過ごしやすい「春ニット」。柔らかい印象を白黒、グレーを使ったモノトーンコーデにすることでモードな着こなしになり、クールな印象に。 ダメージ感のあるニットはカジュアルな雰囲気になりやすいので、パンツはスラックスできれいめを混ぜてバランスをとってコーディネートするのが正解。
春のモノトーンコーデ
上品な着こなしとして、ベストの重ね着（レイヤード）はこの時期活躍します。 ベストの可愛い雰囲気も、モノトーンで着こなすことにより、大人っぽいシックな印象です。 パンツにホワイトを選んで、きれいめに魅せつつ、靴に黒のレザーシューズを組み合わせることで全体を引き締め、よりお洒落な印象に。
夏のモノトーンコーデ
夏のモノトーンはシンプルにTシャツとパンツで黒と白を1：1で組み合わせたコーデが、着こなしやすい◎ 黒のTシャツは重たい印象になりがちですが、艶感のある素材を選ぶことで軽さと清潔感を出してくれます。
夏のモノトーンコーデ
白と黒の1：1の組み合わせもシンプルでいいですが、定番の黒スキニーに合わせるなら、トップスはグレーを選んで周りと差別化＆より大人っぽく見せるのが、オススメです♪ さらにタンクトップとの重ね着（レイヤード）して、Yラインシルエットを意識することによりメリハリがつければ、お洒落に。
秋のモノトーンコーデ
秋のプルオーバーのパーカーの着こなしをモノトーンでするなら、素材をボンディング生地のものを選べばハリのある艶っぽさが清潔感のあるきれいめコーデに。 パンツに白パンツを選べば、カジュアルなパーカーコーデも、きれいめな着こなしに。
秋のモノトーンコーデ
秋と言えば、今年取り入れたいのが「レザー素材」。セットアップで着ることでレザー素材の難しい印象も、統一感があって難なく着こなしやすいうえに、トレンド感たっぷりに仕上がります。 適度に白を挿すことによって、重たい雰囲気にならず、清潔感も与えてくれます♪
冬のモノトーンコーデ
冬にはメルトンのコートは定番。 グレーのチェック柄のコートでトラッドを取り入れつつも、ブラックデニムやスウェットを合わせることでうまくカジュアルダウンさせればメリハリのある着こなしに。 まらウールの温かみのあるノスタルジックな雰囲気とレザーの艶っぽい辛味のコントラストがモノトーンのコーデにメリハリを生んでくれるので、是非真似してください。
冬のモノトーンコーデ
防寒に徹するならダウン（中綿）ジャケット。 ナイロン素材だとアウトドアっぽさがありカジュアルな雰囲気になってしまいますが、レザー素材のものを選ぶと、一気にモードな印象へ。 ただ、少し重みのある重厚な雰囲気もあるので、グレーのチェック柄パンツなどを合わせて適度にグラデーションを柔らかくしてあげることがコーデの秘訣。
4.モノトーンコーデのおすすめアイテム
トップス
夏に嬉しいひんやりした接触冷感素材のTシャツ。艶感があって、メリハリのある着こなしに最適。
接触冷感素材のレースアップデザイン。サイドのレースアップが地味になりがちなモノトーンコーデにアクセントを。
単調なモノトーンの印象も、今期トレンドの透かし編みニットベストが、コーデを華やかに彩ります。
プリーツ素材の凸凹感が陰影を生んで、モノトーンのコーデを簡単にお洒落な着こなしに。
パンツ
きれいめ感を出してくれるスラックスは、モノトーンの着こなしをするのに1本は持っておきたい。夏に嬉しい接触冷感素材。
とろみ素材はコーデを上品に見せてくれる使い勝手の良い逸品。
トレンドの白パンツは、カジュアルにもきれいめにも対応できる、ナチュラルなキナリのデニム素材がおすすめ。
ハーフパンツは子供っぽくなりがちですが、スラックス素材を選べば大人っぽく着こなせて、モノトーンのコーデにもハマります。
アウター
冬の定番ボアブルゾン。モノトーンのクールな着こなしに程よく優しい雰囲気を運んでくれます。
大人っぽい着こなしに欠かせないコート。チェック柄などで単調になりがちなモノトーンのコーデにアクセントを。
今季トレンドのスタジャン。アメカジアイテムのほっこり感もモノトーンでコーデすれば大人っぽくこなれ感のある印象。
セットアップ
テーラードジャケットとスラックスのセットアップはモノトーンのコーデでまずは持っておきたい。肩肘張らずにワンマイルウェアとしても使えるこちらのセットアップは、着回し力も抜群でオススメ。
スーツライクな素材感ながらシルエットで遊び心を加えることにより垢抜けた雰囲気を演出できるこちらのセットアップもオススメ。
モード感たっぷりなこちらのセットアップ。モノトーンのコーデを周りと差がつくモノトーンのコーデをしたいあなたへ。
プリーツ素材はモノトーンのコーデで簡単にメリハリを生んでくれますが、どこか難しいと思われている方は、あえてセットアップで統一感を持たせた着こなしにすることで、より簡単にコーディネートを完成させることが出来ます。
小物
Bluetoothイヤホンケースやスマホケースなどがついた便利なショルダーバッグ。
モノトーンのコーデにメリハリを生んでくれるレザーアイテムをバッグで取り入れるのにオススメ。
デザイン性のあるバックルが、シンプルで単調になりがちなコーデにモードなアクセントを加えてくれます。
たらせば、ワンポイントで白黒のコーデを引き締めてくれる、使い勝手の良いナローベルトは一本は持っておきたい。
モノトーンコーデのまとめ
いかがでしたでしょうか。
モノトーンのコーデが難しいかなと思っていたあなたも、これでもう怖くないはず！
是非真似してみて、一年をモノトーンのファッションでお洒落を楽しんでください♪
それではまた次回★
＼みなさまからの感想お待ちしてます／
参考になった、面白かった、こんなのが読みたいなど、
なんでもOK！
わたしたちの力になります！
榎 友也enoki tomoya
身長162センチ 体重52キロのMinoriTYプレス。
奈良県出身。10代のころに「低身長細身」というコンプレックスを持ちながらもファッションで自分に自信がついた過去から、「ファッションの力で世の中を幸せにする」と決意し、アパレル業界へ。店長として担当店舗が某ファッションECモールで受賞するなど実績を重ね、現在はMinoriTYの世界観を、より多くの人に発信するプレスとして日々精進中！
この記事は
／僕が書きました！