【グレージーンズ特集】季節別のメンズコーデ10選と着こなしのコツ
クリエイティブディレクター Jr.(ジュニア)
【グレージーンズ特集】
季節別のメンズコーデ10選と着こなしのコツ
皆さん、こんにちは！クリエイティブディレクターのジュニアです。
今回お届けするファッションテーマは、「グレージーンズコーデ」です。 コーデに変化をもたらし、スマートなアイテムでありながら身構えずラフにも穿けるグレージーンズが今の気分。
ジーンズといえばインディゴブルーが定番ですよね。ただ、 気軽に穿けて程よくスマートさも演出でき、頼りになる1本があれば安心。そこでおすすめしたい最適なアイテムがグレージーンズ。
どんなアイテムとも合わせやすく着まわしやすさを持つグレージーンズ。コーデ次第でカジュアルにもキレイめにも着こなしが可能。ブラックジーンズほどモード過ぎる印象はなく、ブルージーンズよりもアーバンで洗練された雰囲気を醸し出してくれるメンズファッションの注目アイテム。今回はその「グレージーンズ」について解説しグレージーンズの着こなしや選び方、合せるおすすめアイテムをご紹介していきます。
目次
▶open/close
この記事のポイント- 1.【グレーのジーンズの魅力】
1-1 大人っぽさを演出できる
1-2 こなれた印象の演出
1-3 使える幅が広い
- 2.【グレーのジーンズを穿きこなした季節別コーデ10選】
2-1 【春】ホワイトシャツ＋ロールアップワイドグレージーンズ
2-2 【春】ベージュクレリックシャツ＋ワイドグレージーンズ
2-3 【夏】ライトグレージュのワンポイントTシャツ＋グレーカットジーンズジョガーパンツ
2-4 【夏】ブラウンペイズリー半袖ドルマンシャツ＋ロールアップワイドグレージンズ
2-5 【夏】サイドスリットロングジレ＋ロールアップワイドグレージンズ
2-6 【夏】ボーダーTシャツ＋ロールアップワイドグレージンズ
2-7 【秋】ダメージニットベスト＋ワイドグレージーンズ
2-8 【秋】カレッジスウェット＋ロールアップグレージーンズ
2-9 【秋】ダメージニット＋ワイドグレージーンズ
2-10 【冬】スタンドモッズコート＋ワイドグレージーンズ
- 3.【グレーのオススメジーンズ（選び方）】
3-1 スリムタイプ（ジョガーパンツ）
3-2 ワイドタイプ
- 4.【グレーのジーンズと合わせるオススメアイテム】
4-1 プリントＴシャツ
4-2 ショート丈Tシャツ
4-3 ビッグシルエットTシャツ
4-4 メルトンビッグポンチョ
4-5 メルトンチェスターコート
4-6 ビッグシルエットCPOジャケット
- 5.まとめ
1.グレーのジーンズの魅力
1-1 大人っぽさを演出できる
ブルージーンズよりカジュアルになりすぎず、きちんと大人っぽさを演出できます。 まず魅力として、グレーカラーが持つモダンでスタイリッシュな雰囲気にあります。ブラックジーンズのようにロックなイメージが強くなったりすることなく、グレーの色落ちジーンズならではのこなれ感も演出できます。さらにグレーは幅広い色との相性もよくコーデにおいて使いやすいカラーでもあります。
濃すぎず淡すぎず、絶妙な色落ち感に仕上げられたグレージーンズ。まさに中間のトーンがストライクといえそう。それは、真っ黒のパンツやチャコールグレーのパンツよりは明るい印象になり、コーデ全体の印象も軽くなり、自然と気分が上向きにシフトしていけますね。
1-2 こなれた印象の演出
デニム素材なので程よくヌケ感がつくれ、こなれた大人コーディネートが完成する。 デニム素材ならではのこなれ感も、スラックスやコットンパンツでは出せない魅力といえるでしょう。
色のきれいなアイテムを楽しむときにも重宝するのが、この絶妙なカラーのグレージーンズ。ほどよく落ち着いた雰囲気があるので、どんな派手色と合わせても浮かれすぎに見えることなく、逆にセンスよく見せる効果があるのもこのトーンがなせる技。つまり、明るめアイテムを主役とするコーデでは、素晴らしい脇役にもなってくれます。
1-3 使える幅が広い
カジュアルにもキレイめにもマッチする。 ジーンズでありながら対応力の高いグレーカラーのため、上品なスタイルのアクセントとしても十分活用できます。 ブルージーンズの色をグレーにするだけで全体に落ち着きが出るのはおわかりでしょう。
それに、ブルージーンズとはひと味違うスタイリッシュさと、上品さを漂わせることができます。カジュアルやキレイめなシーンにも、大人っぽさを演出できるグレージーンズはコーデで重宝するアイテムです。
2.グレーのジーンズを穿きこなした季節別コーデ10選
2-1 【春】ホワイトシャツ＋ロールアップワイドグレージーンズ
ベーシックなビッグシルエットのホワイトシャツに色落ち感が上品なロールアップワイドグレージーンズを合わせ、ボリュームある黒のローファーで大人のキレイ目カジュアルスタイルに。
ジーンズの裾幅から最適な丈感を計算し、くるぶし位置までロールアップしているのがポイントで、ブルージーンズのカジュアル感とは違う、グレージーンズが醸し出す上品シンプルコーデが完成します。
2-2 【春】ベージュクレリックシャツ＋ワイドグレージーンズ
シンプルになりがちなワントーンコーデにおいて少しこなれた印象に仕上げるなら、クレリックシャツを取り入れるのも有効です。ブラックアイテムと組み合わせればモードな雰囲気に、ホワイトアイテムと合わせればキレイ目な印象にまとまるなど、アイテムのカラーによって変幻自在に表情を変えることができます。
今回はベージュのクレリックシャツでやわらかい雰囲気をつくりつつ、ブラックの切替えによって全体の引締め効果もあるスタイルに。グレージーンズの太めのロールアップがうまく抜け感を演出していますね。
2-3 【夏】ライトグレージュのワンポイントTシャツ＋グレーカットジーンズジョガーパンツ
ライトグレージュのワンポイントTシャツを使った夏のコーデは、グレーのカットジーンズジョガーパンツで鮮度アップを狙いましょう。 グレーカットジーンズジョガーパンツに合う同じトーンのライトグレージュTシャツは、胸元のワンポイント刺繍でシンプルなコーデにひとさじのアクセントを投入。
ライトグレージュTシャツ＋グレーカットジーンズジョガーパンツのシンプルな夏カジュアルコーデも、足元のスポーツサンダルとワンポイント刺繍で今っぽく仕上がります。 加工感が表現されたグレーカットジーンズジョガーパンツは、トレンドのヴィンテージ感漂う着こなしが簡単に楽しめるのでおススメ。
2-4 【夏】ブラウンペイズリー半袖ドルマンシャツ＋ロールアップワイドグレージンズ
上品な夏のコーデも得意なロールアップワイドグレージーンズ。 ドルマンスリーブが特徴のブラウンペイズリーの半袖シャツに、ロールアップワイドグレージーンズで今っぽさがさりげなく演出されます。
ジーンズをロールアップすることで、足元にぬけ感のある表情を生み出します。インナーのTシャツをタックインした着こなしは、トレンド感がグッとUP。 ぜひ、参考にして取り入れたいスタイルですね。
2-5 【夏】サイドスリットロングジレ＋ロールアップワイドグレージンズ
立体感が出る色落ちグレージーンズは、コーデ全体をやわらかくする効果抜群！トレンドのブラックロングジレとオーバーサイズのホワイトTシャツで夏のモノトーンコーデが完成。
ブラック×グレーの無彩色でまとめることで、夏にも対応できるコーデで暑苦しさが解消されます。ジーンズのロールアップのこなしとホワイトスニーカーで軽やかさを演出。
2-6 【夏】ボーダーTシャツ＋ロールアップワイドグレージンズ
ブラックジーンズが色褪せたような質感がスパイスになりこなれた感じのグレージーンズ。色落ち加工をマイルドに仕上げているので、ラフになり過ぎない風合いも◎。同じトーンのボーダーTシャツでまとめ、甘さを排した大人のデニムスタイルへと高めています。
ありきたりなボーダーコーデもダークトーンで統一することで、気負わない夏のおしゃれに変身。ブラックのレザーローファーで引締め効果もバッチリ。
2-7 【秋】ダメージニットベスト＋ワイドグレージーンズ
秋のレイヤードスタイルとして重宝するシャツ×ニットベストの組み合わせ。こなれた雰囲気に着こなすならボトムスにはグレーのワイドジーンズをセット。
ホワイトシャツとグレーデニムの縦の落ち感でキレイめをキープし、ダメージニットの強調をやわらげています。グレーのスニーカーで軽さをだしつつ大人カジュアルへと底上げしていて、ぜひ参考にしたいスタイル。
2-8 【秋】カレッジスウェット＋ロールアップグレージーンズ
グレージーンズにブラックのカレッジロゴスウェットを組み合わせ、モノトーンで仕上げたカジュアルコーデ。ルーズシルエットのスウェットと、ボトムスはワイドタイプをチョイスすることで全体のシルエットに余裕を感じるゆるさを演出。
単調になりがちなモノトーンスタイルにカレッジロゴのイエローがスパイスを利かせています。 子供っぽくなりすぎないよう足元にはブラックのローファーをセットして、休日にも対応できるリラックス感のあるカジュアルスタイルにが完成。
2-9 【秋】ダメージニット＋ワイドグレージーンズ
一癖あるトレンドのグリーンダメージニットを使った技ありスタイル。 グレージーンズをこなれた感じに着こなすなら、裾をボリュームロールアップに仕上げてみてはいかがだろうか。ロールアップ幅をたっぷりと設けてボリュームを作ることで、ストンと落ちたIラインコーデをつくっています。
ダメージニットのアクセントに負けない、ボトムスのボリュームロールアップがバランスよく調和しています。足元はホワイトスニーカーで軽やかさを演出。
2-10 【冬】スタンドモッズコート＋ワイドグレージーンズ
控えめなスタンドカラーがミニマルな印象を与えるモッズコートに、ゆったりとしたグレージーンズを合わせて大人のスタイルを構築。インナーにチョイスしたホワイトのクルーネックニットや、ジーンズのロールアップが程よい抜け感をプラスし、全体を清潔感あるバランスにまとめています。
色落ち加工が施されたグレージーンズに、オリーブグリーンのモッズコートを合わせた大人コーデ。 グレースニーカーでスポーツテイストをニュアンス的にプラスしているのがポイント。
3.グレーのオススメジーンズ（選び方）
大人っぽいコーデのときに頼りになるグレージーンズ。ジーンズというとブルー・ホワイト・ブラックが定番カラーですが、グレージーンズが大人っぽいコーデのお助けアイテムということをご存じでしたでしょうか？グレージーンズはシーズンを問わずフル活用できるアイテムなんです！
定番のブルー・ホワイト・ブラックジーンズはお持ちでも、グレージーンズをお持ちの方は少ないのではないでしょうか。定番で使いやすいブルージーンズですが、いつものカジュアルコーデになりがちですよね。そんなときに脱定番コーデをできるのがグレージーンズ。ここではシルエット別でおすすめグレージーンズをご紹介します。
3-1 スリムタイプ（ジョガーパンツ）
シルエットが綺麗なカットデニムジョガーパンツ。ジョガーパンツは穿きやすく、それでいてコーデに合わせやすく非常に使いやすいアイテムです。グレージーンズを初めて穿くならカットデニムジョガーパンツから挑戦してみてはいかがでしょうか。
カットデニムジョガーパンツはシルエットが綺麗に出るので、すっきりとした印象をコーデに持たせてくれます。さらに、グレージーンズだからこそ上品さがより引き立ちます。
3-2 ワイドタイプ
トレンド感抜群のワイドパンツはコーデの幅を広げてくれます。トップスをインすると足長効果でスタイルアップが狙えます。ワイドジーンズはカジュアルな仕上がりになりやすいですが、そこをグレージーンズに変えるだけでカジュアルさ控えめのこなれ感あるコーデが完成します。
カジュアルコーデの味方ワイドジーンズ。ワイドジーンズはスキニーデニムなどの足のシルエットが分かるジーンズと違い、ゆったりとしたシルエットがポイントです。グレージーンズは主張の強いカラーも中和し、マイルドなコーデにしてくれるので少し冒険したコーデに挑戦することもできます。
4.グレーのジーンズと合わせるオススメアイテム
4-1 プリントＴシャツ
スターダストを全面にプリントしたチャコールグレーのプリントTシャツ。ビッグシルエットでドロップショルダーのTシャツが程よいゆるさを引き出します。
細身でグレーのカットジョガーデニムパンツのシルエットとトップスのゆるさで鮮度をアップしたコーデを狙いましょう。Tシャツから見えるホワイトのタンクトップのレイヤードでこなれ感を投入。ブラックのボトムスではなく、グレーデニムとチャコールTシャツのワントーンコーデが落ち着いた印象ですね。
4-2 ショート丈Tシャツ
暑いシーズンには接触冷感素材のTシャツがおススメ。程よいビッグシルエットでショート丈のリラックスTシャツ。足長効果も期待できます。
グレーのワイドジーンズにグレージュのTシャツを合わせたショート＆ワイドで新鮮なバランスコーデが完成。まるでタックインしているかのような着こなしテクニックを楽に手に入れることができます。ボトムスのロールアップも足元にニュアンスのある表情を生み出すポイントですね。
4-3 ビッグシルエットTシャツ
フリーサイズでビッグシルエットのアート柄プリントTシャツ。大人っぽく淡い細身のグレージーンズにブラックのプリントTシャツで上品なカジュアルスタイルが完成。
アートなプリント柄がシンプルなスタイルを表情豊かな印象に格上げしてくれます。トップスはゆったり、ボトムスはタイトでメリハリの効いた大人カジュアルな雰囲気を醸し出します。
4-4 メルトンビッグポンチョ
特徴あるデザインのメルトンビッグシルエットポンチョ。グレーのスキニージーンズにビッグシルエットポンチョを合わせた定番のYシルエットスタイルが完成。
グレージーンズにモカのポンチョでやわらかさを演出。ノーカラーのデザインが堅苦しさをなくし、自然なカジュアルで好印象ですね。洗練されたグレーのジーンズはやさしいモカのカラーとも相性バッチリです。トップスはゆったり、ボトムスはタイトでメリハリの効いた大人カジュアルな雰囲気を醸し出します。
4-5 メルトンチェスターコート
程よく肩を落としたビッグシルエットで仕上げたメルトンチェスターコート。今っぽさをふんだんに味わえるアイテムでルーズ過ぎない最適なフォルムが魅力的！ 冬のモノトーンコーデにも、グレーデニムが合うのでおすすめです。黒のチェスターコートに、ライトグレーのジーンズを合わせてスッキリした印象に。シンプルなコーデのインナーには挿し色のワインカラーニットを持ってくるとコーデにアクセントをつけることができます。
ブラックのビッグシルエットチェスターコートが大人っぽく、落ち着いたグレージーンズコーデを演出してくれます。
4-6 ビッグシルエットCPOジャケット
無駄な装飾を省いたシンプルなジャケット。フロントにある両サイドのビッグポットがほど良く映えるカジュアルなデザインに仕上がっています。
CPOジャケットのワークな印象を残しつつも着膨れしないシルエットだからこそ上品さをだせるアイテム。 キレイ目にもカジュアルにも、両方に対応可能な重宝するジャケットです。
まとめ
いかがでしたか？
ブルー系ジーンズより大人っぽさがあり、ブラックデニムより軽さのあるグレージーンズはスタイリッシュで上品なカジュアルコーデに最適！
モノトーンや挿し色でも、グレージーンズならマッチし活躍すること間違いなしですね。 ウォッシュ感が控えめのグレージーンズでしたらブルー系ジーンズに変わり着回せてコーデの幅も広がります！ぜひ、取り入れてみてください。
（おわり）
＼みなさまからの感想お待ちしてます／
参考になった、面白かった、こんなのが読みたいなど、なんでもOK！
送ってみるわたしたちの力になります！
三井 竜磨mitsui ryuma
＠jr_minority
2015年に入社し、「お客様の"楽しい"を創る」を信念に掲げ、MinoriTY(マイノリティ)をメンズファッション日本一へと導いた、クリエイティブディレクター。生まれも育ちも大阪で、とにかく面白いことが大好き！最近の自分トレンドは、「ハイボールを片手に、YouTubeを観ること。」
この記事は
／僕が書きました！