【メンズ必見】ワイドパンツのコーデでゆるくこなれたファッション
クリエイティブディレクター Jr.(ジュニア)
【メンズ必見】ワイドパンツのコーデでゆるくこなれたファッションに
「ワイドパンツのどんなふうに着こなせばいいの?」「どんなトップスを合わせればうまく着こなせるんだろう」と思ったり悩んだりしていませんか?ワイドパンツは近年のトレンドアイテムで、出始めた当初は難しい印象を持っていた方が多くいました。今ではトレンドアイテムとして多くの人に慣れ親しまれています。
そんなワイドパンツでのお悩みはこの記事を最後まで読んでいただければ、ワイドパンツのすべてが理解でき、お悩みを解決できること間違いなしです。そこで今回はワイドパンツの着こなし方、相性の良いアイテム、おすすめワイドパンツについてファッションブランド、『MinoriTY』のクリエイティブディレクターのジュニアがご紹介していきます。
この記事を読めば、「季節別のワイドパンツコーデ」「年齢別のワイドパンツコーデ」「系統別のワイドパンツコーデ」「おすすめのワイドパンツ」「ワイドパンツによく合うアイテム」「ワイドパンツ選びのコツ」「ワイドパンツの着こなしテクニック」などワイドパンツのすべてが理解していただけます。 是非、最後まで、読んでワイドパンツの着こなし方をマスターして、日々のコーデに取り込んでみてくださいね。
目次
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この記事のポイント- 1.【季節別ワイドパンツのコーデ】
1-1 春
1-2 夏
1-3 秋
1-4 冬
- 2.【年齢別ワイドパンツのコーデ】
2-1 20代
2-2 30代
2-3 40代
- 3.【系統別ワイドパンツのコーデ】
3-1 きれいめ系
3-2 カジュアル系
3-3 ストリート系
3-4 モード系
- 4.【色別ワイドパンツのコーデ】
4-1 ブラック
4-2 グリーン
4-3 ホワイト
4-4 ネイビー
4-5 チェック
- 5.【素材別ワイドパンツのコーデ】
5-1 デニム素材のワイドパンツ
5-2 スラックス素材のワイドパンツ
- 6.【シルエット別ワイドパンツのコーデ】
6-1 ワイドストレート※普通の太いワイドパンツでOK
6-2 ワイドテーパード
- 7.【ワイドパンツのコーデのコツ】
7-1 Aラインシルエットを意識する
7-2 太めのHラインシルエットを意識する
- 8.【ワイドパンツの選び方のコツ】
8-1 ベーシックなカラーを選ぶ
8-2 素材は柔らかいものを
8-3 シルエットは欲張り過ぎない
8-4 丈感はワンクッションを意識して
- 9.【おすすめのワイドパンツ】
9-1 落ち感ワイドパンツ
9-2 ストレートワイドパンツ
9-3 とろみカラーワイドパンツ
9-4 PUレザーワイドパンツ
9-5 2タック梨地ワイドバルーンパンツ
9-6 デニムバルーンワイドパンツ
9-7 スラックスストレートワイドパンツ
9-8 ワイドテーパードパンツ
9-9 ウールライクワイドパンツ
9-10 ワイドデニムパンツ
9-11 とろみ素材ワイドパンツ
9-12 落ち感素材スーパーワイドパンツ
- 10.【ワイドパンツに合わせるオススメアイテム】
10-1 ヘビーウェイトTシャツ
10-2 裾ラウンドシャツ
10-3 ダメージニット
10-4 ポンチパーカー
10-5 ボアブルゾン
10-6 ロングコート
- 11.まとめ
1.季節別ワイドパンツのコーデ
こちらのトピックでは季節別にどのようなワイドパンツを選べば良いのか、コーデを組むコツや、テクニック、注意したほうが良いポイントを解説していきます。基本的に春、夏ではカジュアル要素が強めのコーデ、秋、冬になるにつれてきれいめなコーディネートを組むと季節感を演出できて、季節に合ったコーディネートが組めます。それではそれぞれの季節に合ったコーディネートを詳しく解説していきます。
1-1 春
春は明るめのカラーを使ったコーディネートを組むと季節感のあるコーディネートになります。と言っても明るすぎるカラーを使うとカジュアルな要素が強く出てしまい、子供っぽい印象になってしまいます。なのでベージュやカーキなどのカラーを合わせるといいでしょう。
今回のコーデでは明るめのグレーのスウェットに深めの色味のグリーンを合わせています。スウェットにワイドパンツ、カジュアル度50%、きれいめ度50%のバランスの取れたコーディネートになっていますね。このように黒、白以外のカラーを使い、カジュアルなアイテム、きれいめなアイテムを半々で合わせると上手く中和の取れた春っぽいコーディネートになりますね。
1-2 夏
夏は他の季節よりカジュアルな印象になってしまいがちです。なので、メンズでもきれいめのアイテムである、ワイドスラックスを合わせてあげると、カジュアル過ぎず、夏の正解コーデが組めるはずです。ワイドスラックスは何でも合うアイテムになっています。今回は夏なので、サンダルを合わせていて、トップスはラフにTシャツを合わせています。
夏のワイドパンツの着こなしのポイントとしては、トップスのシルエットが重要になってきます。ワイドパンツに合わせるのであれば、トップスはやや大きめのサイズ感のアイテムを合わせてあげると整ったコーディネートになります。
1-3 秋
秋はTシャツにプラスワンアイテムするか、ニットやスウェットというところが鉄板となっています。ニットやスウェットの合わせは比較的簡単となっているので、今回はTシャツにジャケットを羽織ったコーディネートについて解説していきます。今回は暗めのデニムジャケットにインナーはボーダーを合わせ、ブルーのワイドスラックスを合わせた、寒色系のコーディネートになっています。
このコーディネートでは全体的に寒色のアイテムでまとめ、スニーカーをグレーにすることで抜け感を出しています。ワイドスラックスというきれいめアイテムにカジュアルなグレーのスニーカーを合わせると、きれいめ×カジュアルの中和をコーディネートで演出できます。
1-4 冬
冬はコートやダウンといったアウターがメインとなってきますが、メンズではダウンはカジュアルなアイテムになるので、冬っぽいおしゃれをするのであれば、断然コートの方がよりおしゃれ度が増して見えます。コートにワイドパンツを合わせるときのポイントはコートがオーバーサイズのコートをチョイスし、着丈は長めのアイテムを合わせるとワイドパンツと上手くコートを合わせることができます。
冬は暖色系のアイテムを合わせることで、暖かいコーディネートに見えます今回のコーデでは黒と茶系のチェックのリバーシブルコートに白のデニムパンツを合わせた暖色のコーデになっていてシューズに革靴を合わせることで、冬っぽい印象に仕上がっています。
2.年齢別ワイドパンツのコーデ
こちらのトピックでは、メンズの年齢別ワイドパンツのコーディネートで気をつけるべきポイントや、着こなしのテクニックおすすめアイテムを詳しく解説していきます。
2-1 ワイドパンツコーデ20代編
まず20代メンズのワイドパンツのコーディネートは白のシンプルなTシャツに淡いグリーンのワイドパンツを合わせた、全体的に淡めのコーディネートになっています。20代の方は積極的にグレーや黒、白といった無彩色を使うのではなく、それ以外の有彩色を使っていくことをおすすめします。
今回のコーディネートでは全体的に淡く、明るめのカラーを使っており、なおかつ足元に黒のサンダルを合わせてコーディネートを引き締めています。
2-2 ワイドパンツコーデ30代編
30代メンズにおすすめのコーディネートは全体をモノトーンでまとめた大人カジュアルなコーディネートです。モノトーンとは黒、白、グレーといった無彩色のカラーを指し、これらのカラーをコーデに多く取り入れることで、大人っぽさを演出することができます。
ロンTにグレーのベスト、足元は黒のスニーカーといったカジュアルなアイテムに、黒のワイドパンツといったきれいめなアイテムを合わせることでカジュアル7、きれいめ3の7:3の大人カジュアルなコーディネートに仕上がっていますね。
2-3 ワイドパンツコーデ40代編
40代メンズにおすすめのコーディネートは、クラシックなレギュラーカラーシャツにワイドパンツを合わせたシンプルワイドパンツコーデです。一見、かなりシンプルなコーデになっていますが、使用しているワイドパンツがプリーツ加工されており、生地が特徴的になっています。40代の方となると細やかなところでおしゃれさを演出されていると、洗練度が増してみえますね。
そしてクラシックなレギュラーカラーシャツを合わせることで、より大人っぽさを演出できていますね。ここでは、白のワイドパンツを合わせているので、インナーは白で合わせ、シャツを暗めのカラーを合わせることでコーデ全体がまとまっていますね。
3.系統別ワイドパンツのコーデ
こちらのトピックでは系統別にワイドパンツを使ったコーディネートをご紹介していきます。きれいめ系、カジュアル系、ストリート系、モード系のコーデで気を付けるべきポイントを解説していきます。こちらのトピックを読んで、お気に入りの系統を見つけてみてくださいね。
3-1 きれいめ系
まず、きれいめ系のワイドパンツコーデをご紹介します。きれいめ系のコーディネートの簡単な作り方としては黒を多めに採用することです。黒は本来、ファッションの歴史を辿った時に、冠婚葬祭の際に使われていたカラーでした。しかし、徐々に普段着として黒が洋服に落とし込まれるようになり、きれいめなカラーとして認識されるようになりました。
今回のコーデでは総柄のワイドパンツを使用していて、総柄パンツと聞くと合わせるのが難しいと思われがちですが、トップスをシンプルなアイテムを合わせるだけ、きれいめなワイドパンツコーデが完成します。そしてメンズのきれいめアイテムの定番であるシャツはきれいめ系のコーディネートには必須級のアイテムなのできれいめ系コーデする際はには便利なアイテムですね。
3-2 カジュアル系
カジュアル系のワイドパンツコーデはデニムのパンツを合わせると簡単にカジュアル系ワイドパンツコーディネートが完成します。ポイントとしては明るめのアイテムでまとめると上手くカジュアル系コーデが完成します。
しかし、カジュアル系コーデで気を付けるポイントとしては、カジュアルになりすぎないようにすることです。矛盾を話しているようですが、大人のメンズスタイルにとってとても重要なポイントで、カジュアルすぎると子供っぽい印象になりかねないので、今回のコーディネートのようにきれいめアイテムである、白のシャツを合わせてあげることで、子供っぽさを少しだけ軽減させつつもカジュアルさを保っている、程よいカジュアル系ワイドパンツコーデになっています。
3-3 ストリート系
次にメンズのストリート系のワイドパンツコーディネートについて解説していきます。ストリート系とカジュアル系では似通ったところが多いのですが、ストリート系は文字やグラフィックがあしらわれているアイテムをコーデの中に取り入れると簡単にストリート系のコーディネートになります。
そして今回のコーディネートで使用しているのが、ワイドカーゴパンツで、黒のカラーを採用することでカジュアル系のコーディネートと違って、大人っぽさを演出しています。上下、少し大きめのアイテムで合わせることで、ストリートっぽさを演出でき、シューズもスニーカーにすることで統一感を持たせています。
3-4 モード系
最後はモード系ですが、モード系のコーディネートの特徴としてはきれいめ系のコーディネートとまた似通ったところがあり、それは黒を多めに採用することです。
今回のコーディネートでは黒の花柄シャツに深めのグリーンのワイドパンツを合わせており、シューズは革靴を合わせています。全体的に暗めのアイテムを合わせ、その中に白のインナーを合わせ、少し抜け感を演出していますね。モード系のコーデでは花柄は定番となっており、有名メンズのモード系ブランドでもよく使われています。花柄アイテムは難しいイメージがあるかもしれませんが、モノトーンで花柄が表現されたアイテムなら使いやすいと思いますので、参考にしてみてくださいね。
4.色別ワイドパンツのコーデ
こちらのトピックでは色別のワイドパンツコーディネートを詳しく説明していきます。メンズでも、色ごとにカジュアルさやきれいめな要素が変わっていきます。また色ごとに合うカラーについても解説していきますので、ここでは色合わせについてマスターしていきましょう。
4-1 ブラック
まず、黒は正直いってどんな色にも合います。黒はメンズ・レディスで多く使われているカラーですね。しかも合わせるアイテムによってカジュアルなアイテム、きれいめなアイテムにもなりえるアイテムです。例えば、白やグレーといったモノトーンのアイテムと合わせると、きれいめなアイテムになります。そして、ブルーやグリーンレッドといったアイテムと合わせるとカジュアルなアイテムにもなり得ます。万能なカラーになるので、合わせたい系統に合った色をのトップスを合わせてあげると良いでしょう。
今回のコーディネートは白のカラーと合わせているので、きれいめな印象のアイテムになっていますね。
4-2 グリーン
次はグリーンです。今季、メンズ・レディスともにトレンドカラーのグリーンは比較的カジュアルなカラーになるので、カジュアルめに寄せたいのであれば、白やキナリ、ベージュといった明るめのカラー、きれいめに寄せたいのであれば、黒のトップスを合わせると良いでしょう。
今回のコーディネートではベージュのパーカーを合わせたアースカラーコーデになっています。アースカラーコーデでは、子供っぽい印象になりやすいので、足元は黒のアイテムを合わせると上手くコーディネートが組めますね。
4-3 ホワイト
次は白のワイドパンツコーデです。白のワイドパンツは落ち着いた緩やかな印象を出してくれるので、リラックス感のあるアイテムと合わせると上手くコーディネートが組めます。今回のコーディネートではグレーのトップスに、黒の透かし網のカーディガンを合わせています。カーディガンはきれいめの要素もあり、なおかつリラックス感を演出してくれるので、とても白のワイドパンツと相性がいいアイテムになっています。
メンズの白パンツは汚れが気になるので敬遠される方もいると思いますが、ぜひチャレンジしてみてください。
4-4 ネイビー
お次はネイビーです。ネイビーは黒と似通ったところがあり、合わせるアイテムによって表情を変えるカラーの一つです。色味も黒と似たところがありますよね。
今回のコーディネートではグレー系のサマーニットに合わせており、少しカジュアルによったコーディネートになっていますね。グレーや白といったカラーを合わせることでカジュアル寄りに、黒や同色のネイビーを合わせることできれいめなコーデになります。ネイビーを穿きこなせるメンズは品がありますよね。
4-5 チェック
チェックにもさまざまなカラーや柄がありますが、今回のブラウン系のチェックには白のアイテムが相性抜群です。ブラウンは比較的きれいめで、暗めのカラーになっているので、明るめのカラーである、白を合わせることで、全体が明るい印象になります。黒のアイテムを合わせるときれいめのコーディネートになります。
ブラウンチェックには黒や白といったアイテムを合わせると上手くまとまりますが、派手なカラーを合わせるとコーディネートがぐちゃぐちゃになりかねないので、注意が必要です。これからは、メンズでもどんどんチェックパンツをコーデに取り入れていきましょう。
5.素材別ワイドパンツのコーデ
頑張りすぎていない抜け感を演出できるワイドパンツは、メンズカジュアルスタイルに欠かせないアイテムです。
リラックス感やストリートテイストが無理なく演出できるということで、注目されているワイドパンツ。一般的にはスリムなパンツが主流だからこそ差別化ができ、着こなしで新鮮な印象が打ち出せるのも魅力ですね。 ただ、手持ちのアイテムとなんとなく合わせただけだと、野暮ったく見えてしまうこともあるので注意しましょう。
5-1 デニム素材のワイドパンツ
オールシーズン活躍するデニム素材のワイドパンツは、合わせるトップスやアウター、シューズによっていろいろな表情を見せてくれます。カジュアルでリラックス感漂う着こなしができるデニムワイドパンツは、メンズのデイリーコーデに欠かせないマストなアイテムです。
大人っぽいブルーのワイドパンツはスタイルの幅が広がる一本。使いやすいワンウォッシュの濃いブルーカラーなので、あえてカジュアル感を出してこなれた雰囲気に仕上げましょう。穿くだけで今っぽい印象をプラスしてくれるデニムワイドパンツです。
5-2 スラックス素材のワイドパンツ
トレンドスタイルにおいてメンズでもワイドシルエットのスラックスパンツが注目されています。AラインやHラインといった上品でオシャレなシルエットが作れるのと、ポッコリしたお腹や太い腿、O脚といった体型的なコンプレックスを隠せるといった点でも魅力なアイテム。ただ、一歩間違えるとそのワイドでゆるいシルエットが裏目に出て全体のバランスが悪くなり、コーデが失敗してしまうこともあるので注意が必要です。
ワイドスラックスパンツコーデを成功へと導くポイントは、シューズとの合わせにあります。ワイドスラックスの丈感や裾幅に合わせてシューズを選び、足元のボリュームバランスを整えることでオシャレなスタイリングが完成します。パンツに負けない少しボリュームのあるシューズがおすすめ。
6.シルエット別ワイドパンツのコーデ
素材感、丈感により、ワイルドにもキレイめにも着こなせるメンズのワイドパンツは、ゆったりとしたシルエットとリラックスした雰囲気を演出できるのが魅力ですね。ルーズで抜け感のある着こなしからシャープなモード系のコーデまで振り幅があり、スタイリングの可能性を拡げてくれるアイテム。そんな「ワイドパンツ」のコーデを紹介します。
6-1 ワイドストレート※普通の太いワイドパンツでOK
ワイドストレートパンツは、生地の面積が広くボリューム感が出るのが特徴。トップスも同じようなボリューム感で合わせてしまうとだらしない印象になってしまうので、トップスはミニマルにまとめると全体のバランスが良くなります。画像のように上下でコントラストをつけるとワイドパンツの新鮮なシルエットも際立ちます。
ドレープ感あるライトグレーのワイドパンツと黒のシャツでメリハリの効いた上品で大人メンズのカジュアルスタイルが完成ですね。パンツには切り替えがあり個性的なデザインになっているので、トップスは色使いもシンプルに合わせるのが正解。
6-2 ワイドテーパード
ワイドパンツと聞くとバギーパンツのように裾までワイドなシルエットのパンツをイメージするかと思いますが、最近はワイドでありながらテーパードがかったタイプもたくさんあります。ウエスト周りに余裕を持たせつつ、裾に向かって適度に絞ったシルエットにすることで一気に上品さが際立つシルエットに仕上がります。ワイドなリラックス感とスタイリッシュな印象を兼ね備えているので、初めての方でも取り入れやすくなっています。
モカのワイドテーパードパンツにクレリックシャツを合わせたキレイめスタイル。クレリックシャツの襟のカラーがパンツとリンクしていて、全体がまとまった色使いのお手本コーデ。ぜひ参考にしてください。
7.ワイドパンツのコーデのコツ
こなれた感じで大人っぽく着こなすなら、フルレングス丈のワイドパンツがおすすめ。 リラックス感あるゆったりシルエットなので、カジュアルな着こなしはもちろん、オーバーシルエットでキレイめスタイルなども楽しめます。メンズでは半端な丈感をチョイスすると見た目や印象が大きく変わってしまうので、丈感には注意してください。
素材は デニムやチノのワイドパンツだとカジュアルな仕上がりに、スーツ生地のようなドレープ感があるものを選ぶと大人っぽい印象に仕上がります。
シルエットは ワイドパンツを着用するときはボトムにボリュームが出るので、トップスはシンプルなアイテムを合わせるとまとまりやすくなります。
7-1 Aラインシルエットを意識する
Aラインシルエットとはアルファベットの「A」のごとく、トップスが細めでボトムスが太くなるシルエットのコーデ。ワイドパンツはトップスをコンパクトにすることで、Aラインシルエットが作れるワイドパンツ独自の魅力があります。ただ、メンズではワイドパンツを穿く方がまだ少ないため、街中でAラインシルエットコーデを目にする機会は少ないのではないでしょうか。
ワイドパンツは何と合わせたらいいのかわからない。などで敬遠されがちです。細身のパンツのような使いやすさを感じにくいのかもしれません。 しかし、だからこそAラインシルエットには目新しさがあり、ファッションセンスを上げるスパイスになりえるのです。
黒のワイドカーゴパンツを合わせたコーデも足長で洗練されたスタイルになっています。 ワイドパンツは取り入れ方次第でオシャレにキマるポテンシャルの高いアイテム。ワイドパンツを取り入れ、Aラインシルエットを構築しましょう!
7-2 太めのIラインシルエットを意識する
オシャレな着こなしのポイントはズバリ「Hライン」シルエットです。トップス・ボトムスともにボリュームのあるHラインシルエットは、トレンド感ある着こなしを意識したコーデになります。
ベージュのワイドカーゴパンツにサイドオープンのフードジレを合わせた変化球コーデ。 「オーバーサイズ」や「ビッグシルエット」といったトレンドを、ぜひ取り入れてみてください。慣れないうちは少し違和感があるかもしれませんが、ものにしてしまえばとても強力な武器になることまちがいなし!
8.ワイドパンツの選び方のコツ
そもそも、どうしてワイドパンツって難しく感じてしまうんでしょうか?
その原因は、ズバリ・・・
「シルエット」なんです!!
ワイドパンツは裾幅の広いパンツなので、通常のパンツと同じようなアイテムの組み合わせをしてしまうとなんだかイマイチな感じになってしまったり、スタイルが悪く見えたりしてしまうんです。また、丈感を間違えてしまうとすごくだらしない印象になってしまうんです。
皆さん心当たりはありませんか??そこでワイドパンツを選ぶ時の気をつけるポイントをまとめました!!
8-1 ベーシックなカラーを選ぶ
ゆるさを取り入れるなら必ず色味はベーシックなカラーを選んでください。ブラウン・ベージュ系だと優しい雰囲気に、グレーやネイビーなどの色味は大人っぽい知的な印象をプラスしてくれます。ブラックのワイドパンツもおススメですが、ワイルドな印象になってしまうことがあるので素材やシルエットには要注意になります。
8-2 素材は柔らかいものを
TR素材(スーツの生地のようなさらりとしたもの)、ウーリー系(フェルトのような生地のもの)やコーデュロイ素材のような柔らかな素材を選んでください。ストンと落ちた綺麗なシルエットを演出してくれます。硬く、丈夫な生地感のワイドパンツでもシルエットは綺麗なのですが、カジュアル感やワイルド感が強くなってしまうのでオススメできません。
8-3 シルエットは欲張り過ぎない
ワイドパンツをせっかくコーデに取り入れるのだから、裾幅がたっぷりとあるいかにもワイドパンツっぽいものを選んでしまっていませんか??お洒落上級者の方はそれでも着こなすことができると思いますが、初心者の方は危険です。
ワイドパンツに慣れていない方は、「セミワイドテーパードパンツ」から始めましょう!! セミワイドパンツはワイドパンツよりも裾幅が控えめで、裾に向かうにつれ細くなっていくテーパードシルエットなので、ワイドパンツのゆったりとしたシルエットも楽しみつつ綺麗にまとめてくれるアイテムです。
8-4 丈感はワンクッションを意識して
裾は長すぎても、短すぎてもダメなんです。裾が長すぎると野暮ったい印象になってしまいます。また、短すぎると子供っぽい印象になってしまいます。ちょうど良い丈感とは、くるぶしが隠れる程度の長さかワンクッションのたるみが出るくらいの長さがベストです。
9.おすすめのワイドパンツ
メンズでもワイドパンツがとても使えるアイテムだとお分かりいただけたと思います。こちらのトピックではおすすめのワイドパンツをご紹介し、それぞれのアイテムの特徴について解説していきます。
9-1 落ち感ワイドパンツ
落ち感のあるワイドパンツで、オシャレなクロップド丈。足元がすっきりとしてストンと落ちるきれいなシルエットを実現しているワイドパンツです。わたりが大きめにとられており、ゆったりとしたシルエットになり、リラックスして穿くことができる一本です。歩いた時の落ち感や揺れる感じがリラックス感を加速させてくれます。
9-2 ストレートワイドパンツ
程よいゆるさに丈感が少し短めにとられていて脚長効果のあるワイドパンツです。素材もコットン100%で作られており、程よい厚みがあるので、デイリー使いにもってこいの一本です。足元に溜まりができないので、シューズの邪魔をすることがない万能なワイドパンツです。
9-3 とろみカラーワイドパンツ
ゆったりとしたシルエットに、センタープレスを入れることできれいめ要素をプラスしたワイドパンツ。センタープレスが入っているのでどのカラーも上品になり、きれいめ系のコーデにとても合わせやすいアイテムになっていますね。カラーの発色も良く、個性が出せる一本になっています。
9-4 PUレザーワイドパンツ
本革のような見た目なのに、お手入れが簡単なPUレザーを使ったワイドパンツです。滑らかな光沢のある質感で、PUレザーなのにきれいめに見え、タックがついているのでさらにきれいめに見えるので、普段使いしやすく、コーディネートの主役級のインパクトのあるアイテムになっています。
9-6 デニムバルーンワイドパンツ
バルーンパンツ とは、腰から膝あたりがバルーン(風船)のように丸みをおびた形で、ボリュームあるパンツのことを指します。生地をたっぷり使い裾を絞って丸みを強調したものもあれば、チャレンジしやすいボリュームが控えめなタイプもあります。素材がデニムで馴染みあるものなので、抵抗が少なくバルーンパンツを取り入れることが可能です。裾をロールアップすることで、よりバルーン感を際立たせることもできます。
9-7 スラックスストレートワイドパンツ
定番のワイドパンツといえばストレートタイプ。程よい光沢感と、イージーケアな実用性を持ったスラックスワイドパンツ。ワタリから裾までストレートに近いシルエットで裾回りにもボリューム感がありますが、太すぎないサイジングで着こなしやすいバランスになっています。ゆったりとしたシルエットで、ストンと足元まで落ちたときにシワが出ない丈感がきれいに穿きこなせるポイントです。
9-8 ワイドテーパードパンツ
テーパードワイドパンツはワタリ幅はワイドですが、裾口に向かって徐々に細くなるシルエットのワイドパンツになります。シルエットが洗練されていますので、スタイルを良く見せることができ、シンプルな着こなしでもさまになります。大人っぽいスタイルや上品な感じを求めている方にオススメです。
9-9 ウールライクワイドパンツ
フェルトのような見た目で暖かさを演出できるウールワイドパンツ。センタープレスが施されていて、ワイドパンツのラフさと大人のスマートさを兼ね備えた着こなしが可能。そして、ウールライクな素材で少し厚みがあるため、体型のラインを拾わずスッキリスタイルよく見えます。
9-10 ワイドデニムパンツ
デニム素材のワイドパンツ。カジュアルなデニム素材なので、子供っぽさやだらしなさが出ないよう注意が必要です。デニムのカジュアルさとゆるいシルエットが今どき。いつものデニムよりオシャレに着こなすには、トップスや靴選びにこだわるのがポイント。10ozデニムで、分厚すぎず穿き心地は軽やかです。長くご愛用いただけるので、ぜひデニムの新定番に。
9-11 とろみ素材ワイドパンツ
抜群の穿き心地としなやかさを作ってくれるとろみ素材のワイドパンツ。適度な艶感が備わっているので、上品なスタイルを演出しやすいパンツです。同素材のベルトが着こなしにアクセントをプラスします。シルエットは、裾に向かって細くなるテーパードシルエットを採用しており、ダボっとしすぎずスッキリしたスタイリングを作ります。
9-12 落ち感素材スーパーワイドパンツ
しっかりとワタリに幅感を取ったスーパーワイドパンツ。ただ、テーパードシルエットなのでだらしなさはなく、リラックス感を演出。 ゆったりとしたゆるいシルエットがストレスのない穿き心地を実現。 レーヨンを配合した落ち感素材がドレープ性をUPさせ、コーデに表情豊かなこなれ感をつくり出します。
10.ワイドパンツに合わせるオススメアイテム
頑張りすぎない抜け感がポイントのワイドパンツは、いつものコーデをUPさせるのに欠かせないワードローブですよね。ただ、手持ちのアイテムをなんとなく合わせるだけだと、野暮ったく見えてしまうこともあるので注意が必要。ここでは、ワイドパンツに合わせるオススメアイテムをご紹介します。
10-1 ヘビーウェイトTシャツ
ビッグシルエットのTシャツはワイドパンツと合わせてHシルエットを作ることができます。 ゆったり×ゆったりのコーデは、太って見えたり、だらしなく見えたりしがちなコーデですが、ビッグシルエットで自分に合ったサイズを着ることで、オシャレなカジュアルコーデが完成。ビッグシルエットを選ぶときは、だらしなく見えないようにサイズ感にこだわりましょう。
10-2 裾ラウンドシャツ
ゆったりとしたシルエットでクリーンなイメージのシャツは、ざっくりと合わせたリラクシーな着こなしが可能。前ボタンを開けて開放感のあるスタイリングで、抜け感たっぷりに仕上げましょう。清潔感を演出する際におススメです。
10-3 ダメージニット
着回しの効く7GGのクルーニット。ワイドパンツ×ニットのシンプルコーデも、袖や裾にダメージ加工を施した古着っぽい風合いがコーデをアップさせます。
10-4 ポンチパーカー
人気継続中でふっくらとした立体的なシルエットが魅力のプルパーカー。首回りにしっかりとボリュームを作ってくれるフードが、オシャレさをUPさせます。何色にも合わせやすいアイボリーカラーがオススメ。
10-5 ボアジャケット
冬の定番であるダウンジャケットではなく、違うアウターにチャレンジしてみたい!そんなときに注目したいのが、「ボアジャケット」。モコモコしたシルエットは、保温性だけでなく季節感も演出できます。フードタイプのボアジャケットをチョイスすればカジュアルコーデはバッチリですね。
10-6 ロングコート
ワイドパンツはボリュームがあり、合せるアイテムのバランスを間違えると重たくなってしまうなど、迷ってしまうことがありますよね。ワイドパンツ×コートのコーデは丈感のバランスがオシャレなスタイルを作り上げるポイント。Aラインのタイロッケンコートはワイドパンツとの相性もバツグンです。前をあけたままラフに着こなしたり、ウエストをベルトでしぼり大人っぽく着こなしたりと表情に変化をもたらします。
これであなたも
ワイドパンツマスター!!
いかがだったでしょうか?今回のワイドパンツ特集では、メンズの季節別、年齢別、系統別など盛りだくさんの内容で解説をしてきました。この記事を地読んでくださった方もうワイドパンツの穿きこなし方を理解していただけかなと思います。
ワイドパンツはどんな季節でも、どんな系統にも合う万能アイテムなので、是非たくさん穿いて、ワンランク上のおしゃれを楽しんでいただければ思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!
\みなさまからの感想お待ちしてます/
参考になった、面白かった、こんなのが読みたいなど、なんでもOK!
送ってみるわたしたちの力になります!
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