【ロングコート】メンズが着ると本当にダサいのか?原因と解決方法!
クリエイティブディレクター Jr.(ジュニア)
【ロングコート】
メンズが着ると本当にダサいのか?原因と解決方法!
「ロングコートが上手く着こなせない」「ロングコートをメンズが着るとダサい?」「どんなアイテムを合わせればよいんだろう」と思っていたり、悩んでいたりしませんか?
膝下まであるロングコートは着方次第ではダサくなってしまい、スタイルが悪くなってしまうと思われがちのアイテムです。ですが、こちらの記事を読んでいただければば、ロングコートの着こなしに迷うことなく、どんなアイテムが相性が良いのかがわかります!
そこで今回は、ロングコートの着こなしについての解説を、アパレルブランドMinoriTYのクリエイティブディレクターの私ジュニアがご紹介していきます。この記事を読めば、「どのようなコートを選べばよいのか」「コートに合わせるおすすめアイテム」「コートをどのように着こなせば良いのか」「コートをダサくならずにかっこよく着る方法」がわかるようになっています!ぜひ、最後まで読んでいってください!
目次
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この記事のポイント- 1.【ロングコート(チェスターコート)をメンズが着るとダサいのか?】
- 2.【ロングコートがダサいといわれる原因と対策】
2-1 身長に対して長すぎる
2-2 【バランスが悪く見せる着方をしている
2-3 デザインが奇抜すぎる
- 3.【もうダサいと言われないロングコートの着こなし10選】
3-1 ウーリーテックロングコート
3-2 メルトンダッフルコート
3-3 ステンカラーコート
3-4 タイロッケンコート
3-5 チェスターコート
3-6 テックメルトンコート
3-7 リバーシブルコート
3-8 チェックトレンチコート
3-9 バンドカラーカラーモッズコート
3-10 オーバーサイズステンカラーコート
- 4.【ダサいとは言わせない!オススメのロングコート】
4-1 モッズコート
4-2 リバーシブルコート
4-3 シンセティックレザーコート
4-4 Aラインステンカラーコート
4-5 トレンチコート
- 5.まとめ
1.ロングコート(チェスターコート)をメンズが着るとダサいのか?
ロングコートは女性の方が多く着ている印象を持っている方は少なくないと思います。そんな「ロングコートをメンズが着てもいいのか?」とお思いの男性方、結論としては、メンズこそロングコートを着るべきです!
ロングコートはスタイルを良く見せる効果もありますし、女性からも男性に着ていてほしいと口コミがあるほどです。そんなロングコートですが「着こなし方がわからない」、「ロングコートを着るとダサくなってしまう・・・」などのお悩みがあるのは事実です。
ですが先ほどもお話ししたように、ロングコートはスタイルが良く見えて、きれいめなアイテムなので、大人っぽく、落ち着いた印象なのにおしゃれに見える最強アイテムの一つなんです!
2.ロングコートがダサいといわれる原因と対策
巷ではロングコートのコーディネートでダサくなってしまうというお声をよく聞くことがあります。ですが、結論として合わせるアイテム次第ですごくかっこよくスマートなコーディネートにできるのがロングコートの魅力なんです!ですので、ここではロングコートがダサいと言われてしまう原因と対策を解説していきます!
2-1 身長に対して長すぎる
身長に対して長すぎると、下半身と上半身の境目が分かりにくくなり、スタイルが悪くなり、ダサいコーディネートに見えてしまいます。中にはふくらはぎあたりまでの丈感のコートもありますが、コーデに組み込むのが難しく、難易度が高く、ダサくなりがちなアイテムになっています。
また細身のロングコートもありますが、最近のトレンドではパンツが徐々に太いものが主流となってきているので、太いパンツと合わせると、コートの裾が広がってしまい、ダサく見えてしまうので、そういった細めのロングコートをコーディネートに組み込むとなると、細めのパンツを合わせることをおすすめします。
おすすめのシルエットのロングコートはひざにかかる丈感、もしくはひざ下くらいの丈感がおすすめで、最近では身幅が広いコートがトレンドになっているので、そういった身幅広め、着丈は膝くらいのコートを選ぶことをおすすめします!
2-2 バランスが悪く見せる着方をしている
ロングコートを着る際にはシルエットに注意しましよう。ロングコートのコーディネートを組む時のキーポイントはパンツのシルエットに注意することが重要です。さきほどのひとつ前のトピックでもお話ししたように、細身のコートには細めのパンツを合わせるようにするのと、基本的にはYシルエット(上半身がオーバーサイズで下半身が細みのYのようなシルエット)を意識するようにしましょう。Yシルエットにすることで上半身が大きく見える分、足が細く見えるので、スタイルが良く見える効果があるのでロングコートコーデは基本的にYシルエットを意識することがおすすめです。
また冬のアウターでのお悩みの一つでもある、インナーがオーバーサイズだと、ごわごわして太って見えてしまうということがあります。オーバーサイズで腕周りが太めに作られているトップスが最近のトレンドになっているので、そういったアイテムをインナーに合わせるときのことを考えて、腕周りが大きめに作られているコートを選ぶようにするとダサく見えず、おしゃれなロングコートコーディネートを組むことができるでしょう。
2-3 デザインが奇抜すぎる
最後のロングコートコーデでダサく見えないようにするポイントはデザインが派手過ぎるロングコートではなく、できる限りシンプルなロングコートを選ぶことです。ロングコートとなると、コーディネートに組み込んだ時には、ほとんどの部分がロングコートが占め、コーディネートの主役になるので、派手なロングコートを採用すると印象がきつすぎて、ダサく見えてしまうことが多くあります。
派手なデザインのコートはもちろんおしゃれなアイテムの一つでもありますが、それをコーディネートに使うとなると、髪型などの服以外の部分も含めてコーディネートを組むことが必要になってくるので、かなりの難易度になってきます。ですので、できる限り、シンプルで柄や装飾の少ない、主張少なめのロングコートを選ぶことをおすすめします。
3.もうダサいと言われないロングコートの着こなし10選
「ロングコートがダサい。」とアイテムを名指しで挙げている方がいますが、これは間違いです。ロングコートでもデザインやカラー、サイズ感など着こなし次第で印象は全く変わってきます。
それを、アイテム一括りでダサいと思っている方は、そもそも着こなしを間違えてしまっている場合がほとんどです。正直、ダサく見えてしまうアイテムなら、トレンドに上がってきません。そこで、ダサくならないために重要なのは着こなしになってきます。その着こなしをご紹介していきます。
3-1 ウーリーテックロングコート
カジュアルときれいめのいいとこ取りをしたような、さらっと着こなせるフードタイプのアウター。きれいめスタイルは守りたいけど、カチッとしすぎたくない。そんな方におすすめのウーリーテックロングコートです。
3-2 メルトンダッフルコート
学生のイメージが強いダッフルコートを、大人っぽく洗練された印象に仕上げたロングコート。 首元は全て留めるとやや高くなる仕様でお洒落な着こなしを叶えます。 ダッフルらしいボタンの「トグル」は、手袋をしたままでも留め外しがしやすいようになっており寒い冬にもピッタリです。
3-3 ステンカラーコート
ロングコートコーデでダサく見えないようにするポイントはデザインが派手過ぎるロングコートではなく、できる限りシンプルなロングコートを選ぶことです。ロングコートとなると、コーディネートに組み込んだ時には、ほとんどの部分がロングコートが占め、コーディネートの主役になるので、派手なロングコートを採用すると印象がきつすぎて、ダサく見えてしまうことが多くあります。
袖の仕様をラグランスリーブタイプを選んでおけば、なだらかなショルダーラインでオーバーサイズやドロップショルダーと同じルーズな雰囲気を醸し出すにも最適です。
3-4 タイロッケンコート
旬なドロップショルダーのロングコートで、冬のメンズコーデのモード感をUP。タイロッケンはウエストをベルトでシェイプすることで構築的なシルエットを際立たせ、脱量産型のこなれたスタイルになります。リラックス感やこなれ感が注目されるイマドキのメンズファッションに物足りなさを感じる方は、タイロッケンのようなロングコートをチョイスして流行りの着こなしと差別化してみてはいかがでしょうか。
ホワイトのボトムスにキャメルのニットで甘さを表現し、コートのブラックで引き締める、まさに甘辛コーデの完成です。首元もクルーネックでスッキリさせ堅苦しさをなくしたロングコートのカジュアルスタイルになっています。お手持ちのアイテムにタイロッケンコートをプラスして、コーデの幅を広げてみてください。
3-5 チェスターコート
鮮やかなグリーンのコートとモヘアタッチのマフラーを合わせた綺麗めコーデです。ロングコートとマフラーの垂らし巻きの組み合わせはぐっと大人っぽい雰囲気を演出してくれます。
前部分をオープンにすることで、開放感ある大人のビッグシルエットでトラッドでキレイめな雰囲気に。チェックのパンツがさらに大人っぽさを加速させてくれます。
3-6 テックメルトンコート
フロントボタンが首元まであるステンカラーのロングコートは、フロントを開放することでAラインのシルエットを演出することができます。スマートに歩く姿がエレガントなシルエットを演出し、無駄な装飾を削ぎ落としたミニマムなスタンカラーコートだからこその上品さである。さらにグレーパープルのカラーが全体をやわらかく包み込みます。
インナーのタイダイニットのカラーとコートのカラーをリンクさせているので統一感がUP。ブラックのボトムスでキリっとさせることも忘れずに。そもそもロングコートとは、着用した状態で膝丈から±5㎝くらいというのがおおよその目安。なので上半身だけでなく脚の半分程度をすっぽりと隠してくれるので、防寒性の観点からもロングコートをコーデに取り入れるというのはGOODな選択。ほんのりゆとりのあるサイズ感のものを取り入れれば、トレンドコンシャスなスタイルも簡単に実現できます。
3-7 リバーシブルコート
「ハイブリッド」的なアプローチを取り入れたリバーシブルロングコート。リバーシブルにフォーカスしたデザインのロングコートは、エッジをきかせつつも悪目立ちしないよう街に馴染ませるのが着こなしのポイント。
インナーにはホワイトとボトムスをブルーデニムでシンプルかつクールに引き締め、ホワイトのスニーカーでこなれ感をプラスしています。コートのミニ千鳥面・無地面のどちらを表にしても緩急自在な着こなしのギミックでコーデを街馴染みさせています。一石二鳥のリバーシブルコートはコーデの幅がグンっと広がること間違いなしです。
3-8 チェックトレンチコート
ロングコートのキレイめスタイルを革靴のチョイスでさらに大人顔に。スニーカーなどのシューズを合わせるのももちろんアリです、そこをあえて革靴をセットすることで子供っぽさを払拭しています。ロングコートに細身のボトムスを合わせた大人シルエットのコーデはブラックパンツを合わせてシックに引き締めましょう。
数あるロングコートの中でダントツに主役感のあるチェックトレンチコートは、ダンディな大人のアイテム。サラッとと羽織って佇むサマも、スマートに歩く姿もスタイリッシュにキマります。シャツのインナーに挿したオレンジのタートルが、こなれた着こなし感と男らしさの両方を醸し出します。チェックトレンチコートはメンズコーデを格上げするのに高いポテンシャルを発揮します。
3-9 バンドカラーカラーモッズコート
バンドカラーのブラックモッズロングコートでミリタリーなニュアンスに仕上げたコーディネート。ホワイトのインナーとスニーカーで、軽やかさを演出しキレイめストリート感覚にアップデート。ボトムスもカーゴパンツではあるものの、ミリタリーアイテムのやり過ぎ感をバンドカラーのデザインでうまくに回避しています。
まさに、ソフトミリタリーなストリートスタイルでクールでキレイめ寄りのコーデが完成。ミリタリーブーツなどを合わせてしまうとコテコテのミリタリースタイルになってしまうので注意しましょう。
3-10 オーバーサイズステンカラーコート
ミニマルなデザインが特徴のステンカラーロングコートは、フロントを閉めたスタイルでは間延びした印象になってしまいがちです。とりわけソリッドのタイプであればなおさらです。
しかし、ボトムスにチェック柄のパンツをチョイスすれば、間延び感を軽減できます。ブラックのステンカラーロングコートにチェック柄のワイドテーパードパンツを合わせることで、上品でカジュアルな着こなしが完成。足元はスウェードのローファーで、引き締めることも忘れずに。
4.ダサいとは言わせない!オススメのロングコート
下記のようなことがロングコートは「ダサい!」と言われる理由の主な要因になります。 ロングコートを着ていも全体の統一感がない。ロングコートなのに子供っぽい雰囲気になっている。ロングコートで「おしゃれしてますよ」感がダサい。このような印象にならないおすすめロングコートをご紹介していきます。
4-1 モッズコート
ミリタリーテイストを取り入れたミックススタイルは今が旬。ドロップショルダーや太めのアーム、バンドカラーがエフォートレスな印象を与えるモッズコート。スリムなパンツを合わせれば、テイストだけでなくシルエットまでもがイマっぽいオシャレなスタイルになります。
ミリタリー要素の強いモッズコートはカジュアルで使いやすいアイテムですが、大人っぽさとは少し遠く綺麗めなシーンにも不向きです。学生さんや10代の男性が一番使いやすいアイテムではないでしょうか。
4-2 リバーシブルコート
アウターは冬には毎日手放せない誰もが持つアイテムですよね。毎日同じものを着るのは抵抗があり、着まわしが大変という悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときにおすすめしたいのががリバーシブル仕様のアウターです。1着で2つのパターンのデザインを楽しめ、着こなしの幅がグッと広がる非常に優れたリバーシブルコート。ぜひ、取り入れてみてください。
4-3 シンセティックレザーコート
いつものコーデに変化をつけたい場合はシンセティックレザーのロングコートがおすすめ。光沢感で艶っぽいスタイリングができ、ロング丈のレザーコートも注目されています。しかし、厚手のモノをチョイスすると野暮ったい印象になるので、薄手のモノを選んだ方が上品で大人っぽいスタイリングを演出することができます。
4-4 Aラインステンカラーコート
素材やカラーリングのチョイスによって、色々なシーンでも活用できるステンカラーコートは、ぜひワードローブに付け加えていただきたいアイテムです。一般的には無地のものが多く、素材はウール、綿、ポリエステル、ナイロンなど多種にわたります。なかにはトレンチコートのようなウエストのベルトが付属しているものもあります。なかでも今は、Aラインのロング丈がおすすめです。
4-5 トレンチコート
トレンチコートはビジネスのイメージがあるかと思いますが、デザイン・ディテールによってその印象はガラッと変わります。おすすめするオーバーサイズのゆったりとしたシルエットのものをチョイスすればモダンな印象を与えることができます。さりげなく差別化を図るならこんなオーバーサイズのトレンチコートを取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
重厚感たっぷりな着丈の長さで、スタイル全体のイメージを決定する力を持つロングコート。チェスターコートやトレンチコート、ダウンロングコートなどスタイルの種類も多種多様なのでおすすめです。
重厚でクラシックな雰囲気を演出するだけでなく、アイテムを組み合わせるミックススタイルが定番化した今では、ストリートカルチャーなどのアプローチにより着こなしやコーディネートの幅も確実に広がっています。ロングコートの着こなしや、おすすめのロングコートをご紹介したことを参考に、まずは自分のスペックに合った適切なロング丈をチョイスし、ぜひ取り入れてみてください。
(おわり)
\みなさまからの感想お待ちしてます/
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